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【SE+K2】Part.9 コロナ質量放出(CME)の対処

今回はSpace Explorationにおける定期的に発生する災害であるコロナ質量放出を対処しよう、という内容です。

概要

唐突なビーム

プレイ開始直後、突如ログが流れて空からビームが降ってくる現象のことです。
最初は設備が何も設置されていないので被害はあまりないのですが……

発生条件

  • プレイ開始直後
  • 2回目は48時間後
  • それ以降はランダムで12~24時間ごと

発生する被害

軌道上を含めた地表の大きさに比例してビームの本数が増え、2分間地表を焼き続けます。
ビームの通り道に木があったら燃えて大火災の原因になり、バイターも当然ながら焼かれます。火炎耐性が高いので巣は燃えないでしょうけれども……
工場に及んだ場合は大規模な被害に発展するため、最優先対処事項となります。

CMEの対象は発見されている任意の惑星・軌道上を問わず選ばれます。

対策

アンブレラによる防御

頼れる防御装置

アンブレラを大規模な電源を持つ電力ネットワークに接続する必要があります。
必要な電力については次のように求められます。

  1. 使用電力量は地表面積5,000およびソーラー強度100%を基準として2分間で160GJ、ピーク消費2GWが要求されます。
  2. 必要な電力の変動については面積の大きさとソーラー強度のそれぞれに対して正比例します。

初期惑星であるNauvisは面積5,692かつソーラー強度100%であるため係数1.1384となり、ピーク時の消費電力と必要充電量は以下の通りで求められます。

  • ピーク電力は電力2.2768GW(表示上は2.28GW)
  • 必要充電量は182GJ

初回でこのレベルの電源をソーラーで賄えるわけがないため、素直に原発を運用しましょう。
あと、電力が足りない状態でアンブレラを設置するとCME発生時に他の設備を巻き込んで大規模停電を起こすため気をつけましょう。

原発の運用

原発はバニラ版の解説でさらっと行いましたが、K2では色々と数字が変わっているためおさらいもかねて重要事項を纏めておきます。

原子炉の出力

原発の出力は250MW、隣接ボーナスが1基あたり+25%に変更されています。
4基構成だと1基あたり375MW、合計1,500MWの熱量を生み出すことができます。
隣接2基増やすごとに隣接ボーナス+25%追加された原子炉が2基、隣接ボーナス+50%の原子炉が2基増えて合計で875MW分の熱量を追加できます。

各エンティティの消費量の変化

これによって、バニラで使っていた蒼写真が使えなくなりました。
熱から蒸気にいたるまで全て変更されているため、順番に見ていきましょう。

熱の消費量

熱交換器1基あたり50MWを消費します。
4基構成の場合は熱交換器30台まで設置可能です。

水の消費量

汲み上げポンプの流量は1,250、熱交換器の水消費は250、蒸気タービンの蒸気消費は50です。
そのため、汲み上げポンプ1台あたり熱交換器5台、蒸気タービン25台となります。

総設置可能数

水・熱の消費量をもとに算出した結果、4基構成の場合は汲み上げポンプ6本分の発電ユニットを設置することが可能です。
初期稼働ならこれで十分なはず……

必要数を求める

今回は簡略化のため、端数を省略します。
タービン1台あたり10MWの電力を生産できるため、2,276÷10=227なのでタービンは230台
500℃の蒸気50で10MWになるため、182,000MJに相当する蒸気は910,000になります。
通常サイズの蒸気タンクであれば36.4台(端数切捨てなら40台)分あればCME放出時の電力を賄うことが可能です。

原発の運用を始めたばかりの場合は電力もそこまで使わないので蒸気をバッファとしてストックしておくことで十分な防衛が可能となります。

その結果、かなりの大規模電源設備になるため用地確保は重要事項です。

拡張性の考慮

今回は原発から直結する形ではなく、長めのヒートパイプを用いて熱を渡しているため、距離減衰を抑えるためにはヒートパイプの敷設を太くする必要があります。
また、伸ばす方向が被らないようちゃんと調整しましょう(1敗)
特にK2の場合は燃料棒を持ったときに放射線ダメージを受けるので、プレイヤー以外が解体処理を行うようにしましょう。

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