資材はいくらあっても困らないし、手作業で作ろうとするとあまりにも時間がかかる。
やはり自動化……自動化はすべてを解決する……!
というわけで、今回はモールについて解説していきたいと思います。
Factorioにおけるモールとは
英語における商店街からきており、組み立て機やベルト、インサーターなどを集合的に作る施設を指しています。
スターター的なモール
MODによって事情は変わってきますがバニラでは鉄板と鉄の歯車、電子基板で序盤に必要なものを作ることが出来るため、まずはそちらから作るのが良いでしょう。
この集合モールでは左右から鉄板を、上側から別に材料を供給することによりガンタレットや上位の組み立て機、超高速ベルトまでを作る設計になっています。
ただし、初期段階の精錬ラインに対して凄い量の鉄を消費することになるため広い鉄鉱床がない限りは鉄不足待ったなしになります。
最低でも黄ベルト3本くらいの供給がないと、ほとんどの鉄板が吸い上げられてしまい画像のように鉄板の量が足りないなんてことになってしまいます。
それでも必要なものをありったけ作っておくことで手作りすることに対する煩わしさを減らせるので、やっぱり序盤に作っておくのは大事だと思います。
電柱ライン
上のモールを組み立てている間に電線の取り回しが面倒くさいと感じる方が多いと思います。
そこで、小型の電柱から中型および大型の電柱にシフトしていきましょう。
中型・大型の電柱は相当な量の鉄筋を要求するため、このパターンでは下側から上に向けて組み立て機2台体制で鉄筋を供給しています。
在庫管理について
資材を作った時に作りすぎを防ぐ方法は2種類あります。
前者の方法はチェストの設定をポチっといじるだけで済みますが、多すぎる資材を戻しにくかったり組み立て機やベルトなどの互換性のある資材を一括で変更できないといった不便な点もあります。
そこで回路を利用することにより、どれだけ必要かを柔軟に設定することが可能となります。
回路による在庫管理を行うには、資材がどれだけ必要かを設定するための信号を送る定数回路と、定数回路とチェストとインサーターを繋ぐためのケーブルが必要になります。
回路による制御を行う場合、定数回路でアイテムではない任意の信号にどれだけ欲しいかの数量を指定し、定数回路・チェスト・インサーターを繋いでインサーターを選び、インサーターが稼働するための条件を指定してあげましょう。
そうすることで、インサーターは指定の数量までアイテムをため込むと動作をストップして必要以上の在庫を作らないようになります。
回路による在庫管理の利点は、信号の数量を変更することで一括で増やすことが出来ることにあります。
搬送ベルトから超高速ベルトまでの在庫の切り替えをパチっとできるので、必要に応じてベルトの使い分けをすることもできます。
このほかにも回路は色んな使い方ができるので、今後も紹介していけたらと思います。