とうとう実装された90武器ですが、かねてより話題になっていた武器としてサイクロンスピアがあります。
今回はこの武器についてフォーカスしていきたいと思います。
筆者はロードナイトのレベルがいまだ86であるため、数字を基準に話をしたいと思います。
まず、一世を風靡したLv.70カルドの性能がこちら。
スパイラルピアースを使って重量で敵をひき潰せと言わんばかりの性能です。
新顔のサイクロンスピアはカルドと比較して重量控えめの150ですが、スパイラルピアース特有の取り回しの悪さを劇的に改善してくれます。
ただし、スキル倍率が低下するという代償も併せ持っています。
Lv. | 消費SP | 基本倍率(%) | クールタイム(sec.) |
---|---|---|---|
1 | 13 | 210 | 0.20 |
2 | 15 | 280 | 0.20 |
3 | 16 | 350 | 0.40 |
4 | 18 | 420 | 0.40 |
5 | 20 | 490 | 0.60 |
6 | 21 | 450 | 0.60 |
7 | 23 | 630 | 0.80 |
8 | 24 | 700 | 0.80 |
9 | 26 | 770 | 1.00 |
10 | 28 | 840 | 1.00 |
全体ディレイは1.00秒ですが、装備の基本性能にはディレイカットが含まれているためLv.8で倒すことが出来れば従来の1.3-1.4秒と異なり約0.9秒で撃つことが可能になります。
Lv.80武器からは装備改造ができますが、オプションでスキルダメージの強化をすることもできます。
このときスパイラルピアース効果を引いた場合、武器が持っているダメージ低下を一部相殺することが可能です。
相殺する場合は威力比率70%を基準に1%増えたとき、ダメージは1.4%増えるため効果は非常に高めです。
上級改造になった場合は武器攻撃力が最大3割上昇するため、どちらかがいい感じの値になるまで挑戦するのも一興だと思われます。
今回はなるべく多くの人を対象とするためLv.4のアドバンスSPPギアを計算の基準とします。
また、武器の精錬値は+10未満とします。
アドバンスSPPによる固定ダメージは560 * 65 = 36,400
基本的にカルドは必要以上のクールタイムを発生させないよう、大体はLv.2までです。
そのため、Lv.2なら1.4秒ごとに400+90% + 36,400のダメージを与えることが可能です。
ダメージウェイトは半分以上が固定ダメージ※といってもいいでしょう。
※本記事執筆時の筆者の場合、グラウンドプティット相手にLv.2スパイラルピアース使用時は56-58kほど。
物理攻撃が210+2147、物理ダメージ増加+19.62%、物理攻撃+36.16%
コンセントレイションLv.10(+大胆不敵Lv.4)を使用。
武器カードはドリラー+グラウンドプティットカードを使用。
アドバンスSPPによる固定ダメージは160 * 65 = 10,400
サイクロンスピアの場合は全体ディレイカットの装備を持たなければ基本的にLv.10で撃っていいと思います。
この場合であれば1秒ごとに840+90% + 10,400のダメージを与えることが可能です。
スパイラルピアース特有の特殊サイズ補正がありますが、倍率と固定ダメージの差を求めると以下のとおりです。
倍率:930 – 490 = 440%
固定ダメージ:36,400 – 10,400 = 26,000
対中型には減算なし・軽減率0%を前提としても素殴りでおよそ5,900ほど、あるいは対小型をメインに相手取るのであれば4,720のダメージを出せることが要求されます。
ログボパス勢の筆者でおおよそ素殴り3,500ほどなので、良条件を満たした時であれば達成できうると思います。
むしろ、サイクロンスピアは良好な攻撃レートをアドバンテージとして高い火力をお出しできる。ということを主眼に入れてみましょう。
1分単位で与える指標として、PPM – Performance Per Minuteを用います。
武器 | 使用間隔 | 威力指標 | PPM |
---|---|---|---|
カルド | 1.4sec. | 490% + 36,400 | 20,972% + 1,557,920 |
サイクロンスピア | 1.0sec. | 930% + 10,400 | 55,800% + 624,000 |
このとき、倍率が34,828%勝っていて固定ダメージは933,920負けています。
サイクロンスピアがカルドより有利に立つためにはサイズ補正100%の状態で素殴りで約2,700出せる必要があります。
攻撃レートでならカルドを上回りやすいですが、現時点だと対応するコンテンツがあるのかなと言われると微妙な気持ちに……。